恐怖の季節 [日記]
天気も良く、恵比寿の写真美術館まで自転車。ずいぶん前に買ったマウンテンバイクはガレージで埃をかぶっていた。埃を払って空気を入れて油をさして出発。マウンテンバイクは今はもうはやらないようだが、街乗りにはやはりマウンテンバイクが良い。日差しも暖かく快適な日和だ。
写真美術館にはブレッソンと木村伊兵衛を見に行ったのだが、他に2つの展示があった。3つの展示それぞれ面白く、途中休みながら半日も滞在。結局夕方うす暗くなって家にたどり着く。片道30分弱だから大した運動ではないが疲れた。行きは良い良いだが帰りは疲れる。ヨーロッパの街のように自転車が地下鉄に持ち込めたら上野でも行くのだが。
ブレッソンと木村伊兵衛で見たプリントは美しく、精細で淡いその雰囲気に見入ってしまった。同じようなカメラで同じようなレンズを使っているのだが。腕が違うと言うとその通りだが、構図や全体のコントロール、シャッターチャンスを言っているのではなく、プリントのことだけなので、プリントの雰囲気くらい似ていても良いのにと馬鹿なことを考えていた。当時とはフィルムや印画紙の性能がはるかに上がったから雰囲気が違っても当たり前だが、でも歴史に名を残す人のプリントと比べてもしょうがないということなのだろう。
信号待ちで良い花の香りがして振り向いた。もうすっかり春の気分だが、私にはまた恐怖の季節がやってくる。三回の春を北京に避難していたが今年は逃れられない。花粉の季節だ。










